C++プログラマのブログ

プログラミングについて、勉強したことをまとめます。

メー子で働いて良かったこと・悪かったこと

IT系の就活生は「メーカー系子会社」のIT企業を「メー子」と呼ぶらしいです。
僕も現在「メー子」で働いており、今月末で退職します。
せっかく6年間も働いたので、僕の感じた「メー子」で働いてよかったこと・悪かったことを振り返ります。

良かったこと

  • 会社がのんびりしていた
    親会社から仕事が降ってくるため、半分公務員みたいなものです。
    競争にさらされている感がないため、みんなのんびりしていました。
    AM08:30から出社して午前中居眠りしている先輩もいたくらいです。
    (さすがにちょっと問題になってましたが)

  • 収入はそこそこあった
    残業してればそこそこの収入は保証されました。
    普通に生活すればお金に困ることはありませんでした。

悪かったこと

  • エンジニアよりマネージャが重宝される
    これはどこでもそうかもしれませんね。
    協力会社から引っ張ってきた人を親会社の現場に飛ばしてうまく管理する人が重宝されます。
    SE企業名乗ってるけど昇進するのは人売りできる人です。

  • 客先常駐があった
    親会社への常駐なのでまだましですが、1人客先常駐がありました。
    1人客先常駐は会社への忠誠心や先輩・上司への敬意が完全に吹き飛びますよ。

  • エンジニアのレベルが低い
    これは僕の働いている会社固有の問題かもしれません。
    定年まで大過なく勤め上げればいいや、と思っている人が多く勉強をあまりしないこと、
    すでにあるものに対する仕様変更ばかりで、新しいものを1から作る仕事がないことが大きな原因だと思う。
    C++を使って組み込み開発しているのに、今年になって「C++11の勉強しよう」みたいなメールが飛んできたくらいです。

  • 「プログラミングできる人」以上になれない
    これは「メー子」の大きな問題かもしれません。
    要素技術等と呼ばれるアルゴリズム開発の部分は研究所や親会社の人の仕事なので、 「プログラムを作る」以上の仕事ができません。
    うちの会社であれば、「C++を書けるだけの人」になっちゃうわけですね。

やっぱ退職すると決めた会社のこと書くと悪口ばかりになっちゃいますね。
悪口ばかりになっちゃう会社だから辞めたんですが。